ただ知識を覚えるのではなく、茶葉を見て、香りを確かめ、自分の手でおいしく淹れ、相手に心地よく伝えられるようになる。2007年から育ててきた協会の講座は、中国茶の文化と技術を暮らしや仕事につなぐ実践型の学びです。

WHY THIS CURRICULUM
正解を覚えるより、
変化を読める人になる。
茶葉は農作物で、同じ名前でも年、産地、製法、保存、淹れる環境によって表情が変わります。だから私たちは、ひとつの正解だけを渡しません。条件をそろえて比べ、茶湯の濃度や香り、甘み、後味を観察し、次の一煎を自分で調整する力を育てます。
- 茶葉を決めつけない一度うまく淹れられなくても、茶葉量・湯温・時間・器を見直し、最良の表現を探します。
- 同時比較を使う記憶だけに頼らず、二つの茶や抽出条件を近い時間で比べて差を捉えます。
- 観察点を持つ外形、香り、水色、滋味、茶殻、余韻を順に見て、気づきを具体的にします。
- 説明できるまで学ぶ「おいしい」で終わらず、何を感じ、なぜそう考えたかを相手に伝わる言葉へ変えます。
WHAT YOU WILL GAIN
学んだ先に、こんな時間が待っています。
茶葉を選べる
分類・産地・製法を手がかりに、茶葉の個性と品質を読み取り、目的や好みに合う一杯を選べます。
買い物やメニュー選びに迷わない
おいしく淹れられる
ガラス器、蓋碗、紫砂壺を使い分け、茶葉量・湯温・時間を調整して香りと甘みを引き出せます。
自宅でもお客様の前でも再現できる
違いを言葉にできる
外形・香り・水色・味・茶殻を順に観察し、「おいしい」だけで終わらない品鑑と説明ができます。
飲み比べと茶葉選びがもっと楽しくなる
文化と魅力を伝えられる
所作の意味や地域の背景まで理解し、茶会、接客、教室などで中国茶の物語をわかりやすく届けられます。
資格・講師・仕事にもつながる
HOW WE LEARN
見る・聞く・淹れる・味わう。
五感で覚えるから、身につく。
図解入りの教材で原理を理解し、講師の手元を見て、茶器を動かし、毎回異なる茶葉を味わいます。座学と実技を往復するため、知識が手の感覚に変わります。
- 01知る分類・製法・産地・歴史を図解で理解
- 02見る講師の所作と抽出のポイントを観察
- 03淹れる茶器を使い、繰り返し実践
- 04味わう香り・色・味を比較し言葉にする
CURRICULUM
「何を習うか」と「何ができるか」が見えるカリキュラム
初めての一杯から専門的な茶藝・品鑑へ。各講座は前の段階で身につけた力を土台に、無理なく深められるよう設計されています。
入門講座 全3回・各90分
中国茶が初めてでも、3回で蓋碗を使って一人で淹れられるように。
- 製造工程による六大茶類と茶葉の成分
- 茶器の種類・用途・扱い方
- 湯温、茶葉量、蒸らし時間の基本
- ジャスミン茶と蓋碗単杯
- 祁門紅茶と蓋碗分杯
- 雲南プーアール茶と抽出の工夫
修了後は 茶葉の種類に合わせて蓋碗を扱い、家族や友人に中国茶を淹れて楽しめます。
初級基礎講座 全10回・各90分
三つの代表的な茶器を使い分け、茶葉の持ち味を安定して引き出す基礎をつくります。
- 茶樹の起源・演変、素材の分類
- 緑茶、青茶、紅茶などの基礎
- 健康飲茶の知識とお茶の保存
- ガラス器で楽しむ緑茶・花茶
- 蓋碗で淹れる烏龍茶・紅茶
- 紫砂壺で淹れる武夷岩茶
修了後は 茶葉に合う器と淹れ方を選び、味のぶれを減らしてお客様に一連のサービスができます。
10回の学びを詳しく見る
- 1茶樹の起源と素材分類
- 2緑茶の基礎とガラス器
- 3健康飲茶と烏龍茶
- 4黄茶・紅茶と洗茶
- 5中国茶の歴史と蓋碗
- 6中国飲茶方式の変遷
- 7紫砂壺の由来・雲南プーアール
- 8茶席・茶礼・遠客へのもてなし
- 9花茶と発酵の理解
- 10紫砂壺と武夷岩茶
中級茶藝講座 全10回・各90分
型をまねるだけでなく、所作の背景を理解し、流れるような茶藝として表現します。
- 茶藝の定義、表演の歴史と構成
- 地域風土と茶文化の関係
- 所作、礼儀、空間づくり
- 盧仝七碗茶・成都蓋碗茶
- 潮州工夫茶・安渓鉄観音
- 西湖茶礼・表演茶藝の組み立て
修了後は 茶藝を美しく実演しながら、その茶が育った土地や所作の意味を自分の言葉で紹介できます。
10回の茶藝テーマを見る
- 1茶藝の定義と盧仝七碗茶
- 2烏龍茶と修心の茶藝
- 3廬山雲霧茶藝
- 4潮州の歴史と工夫茶
- 5潮州工夫茶の実技
- 6中国茶の香りと表現
- 7鳳凰単叢と香韻
- 8西湖茶礼
- 9杭州双絶と茶藝
- 10泡茶と用水の関係
高級茶藝講座 全12回・各90分
芸術性と文化性を高め、茶・器・席・動作をひとつの作品として設計する段階です。
- 茶藝の構成要素、革新、修養と美学
- 中国十大名茶の背景と淹れ分け
- 茶席設計、音楽、解説の構成
- 新娘茶・文士茶などの表演
- 茶席のテーマ設計と器の選定
- 観客に伝わる解説と表現
修了後は テーマに合わせた茶席と表演を自ら構成し、資格試験や文化イベントにも挑戦できます。
12回の学びを詳しく見る
- 1茶席設計の定義と表演服装
- 2婚礼文化と新娘茶
- 3茶藝の時代性と革新
- 4主題茶藝と音楽・解説
- 5現代茶礼の構成
- 6茶藝の修養と美学
- 7文士茶の背景と由来
- 8文士茶の実技
- 9文士茶の精神性
- 10宋代名器の理解
- 11茶席設計の素材と構成
- 12茶席設計と音楽の選定
中級品鑑講座 全10回・各90分
茶の背景を知り、自分で淹れ、五感で評価する「プロの見方」を身につけます。
- 外形・香気・水色・滋味・茶殻
- 産地、品種、製造工程の影響
- 茶葉ごとの適切な抽出条件
- 西湖龍井・六安瓜片
- 安徽祁門紅茶・英徳紅茶
- 武夷岩茶・安渓鉄観音・雲南プーアール
修了後は 茶葉の良し悪しと個性を根拠をもって判断し、相手に伝わる言葉でテイスティングコメントができます。
10回の品鑑テーマを見る
- 1中国主要産地と西湖龍井
- 2分類と歴史、六安瓜片
- 3花茶とジャスミン茶の加工
- 4紅茶史と祁門・英徳紅茶
- 5工夫紅茶と香味の比較
- 6青茶の分類と安渓鉄観音
- 7武夷岩茶と大紅袍
- 8湖南黒茶と評茶
- 9雲南普洱茶
- 10四川茶と地域文化
高級品鑑講座 全12回・各90分
同じ種類の茶にある等級・製法・産地の微差まで捉え、総合的な判断力を磨きます。
- 名茶の由来と発展、製法の特徴
- 等級差、季節差、産地差の比較
- 欠点の見分け方と総合評価
- 複数茶のブラインド比較
- 評価結果を筋道立てて説明
- 仕入れ・接客・指導への応用
修了後は 微妙な品質差を見極め、選定・仕入れ・講座での解説に活かせる専門的な品鑑ができます。
12回の品鑑テーマを見る
- 1普洱茶の由来と発展
- 2茉莉花茶と製法
- 3茶葉の類型・製法比較
- 4西湖龍井の品種・産地・作業
- 5鳳凰単叢の特徴
- 6貢茶の定義と分類
- 7白茶の由来と製法
- 8福鼎白茶の個性
- 9岩茶の種類・白鶏冠
- 10黄茶と君山銀針
- 11茉莉白牡丹の評価
- 12疑難茶と主要茶類の総合判断
FIND YOUR START
あなたの「やってみたい」から選べます。
入門から。3回で蓋碗の基本を体験できます。
初級基礎で茶器を学び、中級茶藝へ進みます。
初級基礎の後、中級・高級品鑑で専門性を磨きます。
茶藝・品鑑と認定試験、講師講座を組み合わせます。
茶藝師・講師への道
茶器と抽出、中国茶全体の基礎を固めます。
茶藝と品鑑の両方から専門性を高めます。
学んだ内容をわかりやすく伝える教授技術を身につけます。
| 講師講座 | 必修講座 | 回数 | 対応資格・教えられる講座 |
|---|---|---|---|
| 初級講師 | 初級基礎 | 3回 | 初級茶藝師/入門講座 |
| 中級講師 | 中級茶藝・品鑑 | 4回 | 中級茶藝師・品鑑師/初級基礎 |
| 高級講師 | 高級茶藝・品鑑 | 4回 | 高級茶藝師・品鑑師/中級講座 |
受講料(日本国内教室)
下記は、現在の公開講座ページとご提供の講座資料に掲載されている金額を整理したものです。Aは1名、Bは2名、Cは3名で同時受講する場合の1名あたりの受講料です。
| 講座 | 回数 | A・1名 | B・2名 | C・3名 |
|---|---|---|---|---|
| 入門 | 3回 | 21,800円 | 20,900円 | 20,000円 |
| 初級基礎 | 10回 | 85,800円 | 82,800円 | 79,000円 |
| 中級茶藝 | 10回 | 98,800円 | 94,900円 | 91,000円 |
| 高級茶藝 | 12回 | 111,800円 | 107,900円 | 104,000円 |
| 中級品鑑 | 10回 | 98,800円 | 94,900円 | 91,000円 |
| 高級品鑑 | 12回 | 111,800円 | 107,900円 | 104,000円 |
| 講師講座 | 回数 | 日本国内 |
|---|---|---|
| 初級 | 3回 | 18,000円 |
| 中級 | 4回 | 28,000円 |
| 高級 | 4回 | 32,000円 |
開講地域、言語、人数、オンライン対応により料金が異なります。お申し込み前に、担当する認定校・認定講師から最新の日程・費用・キャンセル条件を必ずご確認ください。
子供茶藝講座(6歳ごろから)
茶藝の所作と茶葉の香り・味わいを通じて、礼儀、集中力、审美感覚、自信を育てる体験型講座です。わかりやすい教材で座学を行い、実技をじっくり練習します。
初級・全10回
ガラスコップ・蓋碗・紫砂壺と中国茶の基礎。
中級・全10回
茶藝表演の基礎と、美しく滑らかな所作。
高級・全10回
白族三道茶や新娘茶など、難度の高い茶藝。
受講開始までの流れ
- 1
学びたい内容を確認
趣味、資格、講師活動など、目的に合う入り口を選びます。
- 2
受講場所・日程を相談
中国の認定校または日本の認定講師に、開講状況を確認します。
- 3
費用・教材・持ち物を確認
お申し込み前に支払い方法とキャンセル条件も確認します。
- 4
受講開始
資料を見ながら座学と実技を進めます。