茶の文化を学び、人と人が出会い、産地と暮らしがつながる。その交流を、次の世代へ手渡していくことが私たちの使命です。

OUR PURPOSE
中国茶で、心を潤す。
茶は長い年月をかけて世界へ広がり、それぞれの土地の文化や暮らしを支えてきました。私たちは中国茶の知識と技術だけでなく、一杯を囲む時間、相手を思う所作、作り手への敬意までを含めて茶文化と考えています。
2007年からの教育活動の中で、私たちは多くの受講生、講師、研究者、茶農家、製茶師と出会いました。そこで生まれた学びを個人の経験で終わらせず、認定講座・資格・講師育成・産地研修という仕組みにして伝え続けます。
WHAT TEA CAN BECOME
一杯のお茶を、
自分と人に向き合う時間へ。
私たちが届けたいのは情報の量だけではありません。お湯を注ぎ、香りを待ち、茶湯の変化に気づく時間は、忙しい日常で一度立ち止まり、自分の感覚を取り戻す時間にもなります。その一杯を誰かと分かち合えば、言葉だけでは生まれない交流が始まります。
- 茶葉の声を聴く自分の型へ押し込まず、その茶が持つ個性を読み、最良の表現を探します。
- 作り手へ敬意を持つ環境、人、技術の積み重ねとして茶を捉え、産地の歴史と仕事を学びます。
- 飲み手の感覚を育てる正解を押しつけず、比較と対話を通して本人の気づきと判断軸を育てます。
- 経験を次へ渡す知識を個人の中に閉じず、講師、茶会、記録、産地交流を通じて未来へつなぎます。
WHY WE WERE FOUNDED
なぜ、2016年に協会を設立したのか。
活動の原点は、茶藝師教育の先達である陳文華教授と余悦教授から、日本語による茶文化の継承と普及について託されたことにあります。2007年、中国・広州で国家資格「茶藝師・評茶員」の試験校として教室を開き、上海などへ学びの場を広げました。
2016年、国家資格制度の大きな変更が発表されました。制度が変わっても、中国が育んできた茶藝の基礎、学びの体系、茶農家を支える「伝える人」の役割を失わせたくない。その決意から、日本で一般社団法人を設立し、協会認定資格として教育を継続する道を選びました。
私たちは過去を保存するだけではありません。茶藝の所作、品鑑の味覚、薬膳茶の知恵、産地での体験を組み合わせ、現代の暮らしや仕事に役立つ学びへ発展させます。
正しく学べる土台を守る
茶葉の分類、製法、産地、茶器、抽出、茶藝、品鑑を体系的に伝えます。基礎を省かず、誰が教えても学びの核が揺らがない教育を目指します。
伝える人を育て、支える
資格取得をゴールにせず、地域で茶会や講座を開き、人と人をつなぐ講師を育てます。教材・茶葉・茶器・授業運営を共有し、活動を長く支えます。
産地と学び手をつなぐ
お茶は農作物です。茶畑、気候、土、品種、製茶師の判断を現地で学び、飲み手が一杯の背景を理解できる場をつくります。
交流から文化を未来へ渡す
日本と中国、先生と生徒、作り手と飲み手をつなぎ、互いの文化を尊重する交流を積み重ねます。
OUR RESPONSIBILITY
農家・学び手・次世代の希望をつなぐ。
産地で茶をつくる人が、自分たちの土地と技術に誇りを持てること。飲み手が、ただ消費するのではなく、一杯の背景を知り、豊かな時間を得られること。学びを受け取った人が、次の誰かへ文化を手渡せること。
私たちは、どれか一つだけを大きくするのではなく、この循環が続くかどうかを活動の基準にします。教育・認定・講師支援・産地交流を一体で行うのは、それぞれをつなぐことで初めて文化が生き続けると考えるからです。
命でつながれてきた中国茶文化を学び、
中国茶を通じて、遠い後世へバトンを渡す。
協会が掲げてきた長期的なゴールを、新サイト向けに要約して掲載しています。
協会定款に基づく主な事業
- 中国茶産地支援、製茶研修および茶文化交流の推進
- 中国茶文化の普及に従事する人材の養成、研修、講習会、知識・技能の認定
- 中国内および国内外の関連団体・国際協会との連携と共同事業
- 中国茶文化の普及に携わる個人・団体への支援と後援
- 中国茶に関する中国内の情報・資料の収集と発信
OUR VISION
これからも続けること。
日本各地で教室や茶会を開く講師を育て、活動の見つけやすさと信頼性を高めます。
見学だけではなく、製茶工程とテイスティングを体験し、自分の感覚で理解できる研修を育てます。
協会、学校、研究者、生産者とのつながりを活かし、現地の変化を継続して届けます。
資格や立場を超えて、お茶を囲みながら共に学び、健康で豊かな時間を育てます。