メールマガジン・2019年7月号

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   日本中国茶文化交流協会 メールマガジン vol.5
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大家好!皆さんこんにちは。
日本は梅雨ですね.。
私の住む広東省も雨季のようで、スコールのような雨が降ったり、
止むと蒸し暑さ全開です。。。その蒸し暑さを悶熱という言葉で表現します。
こんな日は緑茶でスッキリしたい感じです。
皆さんは雨降る日はどのようなお茶で過ごしますか?

*武夷山スタディツアーレポ②*
スタディツアー2日目です。
この日は武夷山風景区へ。午前中は岩山の間を流れる九曲渓でのいかだ下りを体験!
九つのカーブのある川を船頭さんの腕さばきと周辺の景色の説明で楽しく下っていきました。
午後は茶畑へ山登り。風景区内は観光地でもあり、岩茶の産地でもあります。
岩山から滴る石清水、山を覆う雲霧、茶樹や植物の香り、日常からかけ離れた環境です。
ちょうど茶摘みの季節。山へは霧の湿気と小雨による濡れた石の階段や途中道なき道を行くのですが、
摘んだ茶葉を天秤棒に袋をくくり付けて運ぶおじさんに遭遇。およそ40㎏という茶葉を
肩に担いでリズミカルにタッタカ駆け降りる姿が印象的でした(一日4回ほど往復するそうです)。
大紅袍・肉桂・水金亀・鉄羅漢…沢山の茶樹の横を通り、山を登り実際に茶摘みをしている女性たちの仕事ぶりを見たり、 少しだけ茶葉を摘ませてもらったり。その後大紅袍の6本の母樹や慧苑寺などを見学して下山しました。
下山の時にはたくさんの摘まれた茶葉が集荷されていて、ここから風景区すぐ横の茶工場へ運ばれて行きました。
その後工場見学、お夕飯、そして工場でお茶をたっぷりと飲み2日目修了。
この日目にしたこと・工場から漂う茶葉のいい香り・飲んだお茶の味わいなどに
浸りながら、床に就きました(やや興奮して浅い眠りでした…)。旅の続きは次回へ。

*日本の認定講師紹介*
 劉愛先生
広州校を卒業された先生です。
広東省のご家庭に嫁がれて、現在広東省東莞市に在住です。
一時帰国の際は、秋田県のご実家のパン教室カフェ内「カメリア茶芸館」にてお茶会を開催されています。
国家資格初級茶藝師、協会高級茶藝師・高級品鑑師資格を取得。
広東省でも特にプーアル茶の消費が多い東莞市ならではの、
日々の生活に根付いたお茶の知識をお持ちの先生です。
劉愛 講師→ http://teacom.org/ls/liu/

*認定校の様子*
上海校
5月に新茶が揃い、スタディツアーの茶葉も届き、5月・6月とお茶会がたくさん開催されました。
また、公認講師倶楽部活動では、講師同士で茶葉を持ち寄りお茶を淹れ合って、情報交流されています。
認定講師の練習茶会では薬膳茶会が人気です。
毎月開催される藤田先生の中医学勉強会は毎回好評で、5月には「ガン治療での中医学活用法」がテーマでした。
最近は杭州から講座を受ける方もいらっしゃるそうで、認定校も杭州で出張講座を開講いたしました。
6月30日協会認定試験を開催。受験者26名。
上海校→ http://teacom.org/school/cn-sh/

広州校
5月になり、新しい生徒さんが20人仲間入りしました。
認定講師のお茶会が人気で、一般のお客様や生徒さんが参加されます。
薬膳茶会では薬膳点心と薬膳茶を楽しみ、
中国茶会では夏らしい水出し茶や手作りゼリーを楽しみました。
6月23日協会認定試験を開催。受験者17名。
広州校→ http://teacom.org/school/cn-gz/

Cha     理事長大高の中国茶話     Tea

2019年6月の試験が無事に終わり、ホッとしております。
試験の時に皆さん緊張した顔とお手前でお茶を淹れていらっしゃる方が多いです。
緊張してしまう心境はわかるのですが、是非リラックスしてお茶を愉しんで頂きたいです。
上品なお手前で淹れられる姿は非常に優雅で、飲み手がワクワクする時間です。
一つ一つの動作に優しさを感じられ、試験官をしながら上品な時間を満喫しております。
5,6月は認定講師になられた方が10名を超え、通常よりも多い時期でした。
講師の方々はに修行を重ね、美味しいお茶を淹れられるように頑張って下さい!
春茶は全て出揃いましたので、暑い夏は是非新茶を楽しみましょう♪


*先日、深セン春季茶博会がありましたので、行ってまいりました。
今回は、茶葉も茶器も雑貨もバランスよく揃っていた印象です。
ぜひ、皆さんも機会があったらいらしてみてください。

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日本中国茶文化交流協会 メールマガジン
発行:一般社団法人 日本中国茶文化交流協会
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E-mail:support@teacom.org
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当協会開催の授業は中国茶講座をご覧ください。

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