メールマガジン・2019年9月号

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   日本中国茶文化交流協会 メールマガジン vol.6
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大家好!皆さん、こんにちは。
暦に上ではすでに秋ですが、まだまだ暑さが残りますね。
私の住む広東省はもともと暑いのですが、雷雨の多い夏だったので、
日によって日本より涼しかったかもしれません(湿度はかなり高めです)。

*武夷山スタディーレポート第3弾(最終)*
3日目は武夷山風景区内の白鶏冠の畑へ。
風景区内の石畳から苔の生えた水仙の茶樹の横を通り過ぎると湿った山道に入ります。
それをひたすら1時間ほど?登り(湿気もありかなりキツイ山道でした…)、
山頂に着くとなんと黄色い茶畑が広がっていました!
太ももの高さくらい低めの茶樹で柔らかそうな黄色い若葉が歓迎してくれるようにきれいに並んでいます。
疲れが飛ぶ光景でした。眺めも最高です!
皆で茶樹を観察して(残念ながら茶摘みはできず…)、そこからまた同じ道を下山(のちに筋肉痛が…)。
そして、美味しいお昼ご飯の後、午後からは風景区を出て紅茶の郷へ。
風景区から1時間半ほどバスに揺られて、渓流の横を走り、やや奥地へ。
武夷山の街は賑やかな観光地でしたが、こちらは自然保護区内です。
山間部に商店とお茶屋さんが点々とあるくらいの場所です。
少し散策して、早速紅茶の工場見学と試飲。
工場の中の茶葉を萎凋した甘い香り、試飲した紅茶の甘い香りがいまだに脳裏に残っています!
翌日、(前日の山登りの疲れが残っているので)ちょっと低めの山間で茶樹を見学しながら、
お茶屋さんの若奥さんが岩の上でお茶を淹れてくださる野外茶会。茶樹の合間で立ち飲みです(笑)。
自然の中でそれも茶樹の合間でその地のお茶を飲めるとは、なんとも贅沢な経験でした!
その後は有煙紅茶の工場見学。そして武夷山の街にある同じ工場のお店で試飲&購入♪
夕方、上海チームとお別れして、翌日朝には私たち広州チームも高速鉄道で帰路へと就きました。
お茶がどのような場所でどのようにどのような人が関わって作られるか、教科書には無い学びを持つことができました!
そして、なにより現地で飲むお茶の美味しいこと。。。。。
報告、長めになりましたが、貴重な経験をいただきありがとうございました!!
参加されたことがない方、来年のスタディーツアー(福建省福鼎市の予定)をおすすめいたします。

*東京茶会のご案内*
大高理事長のお茶会が開催されます!
一般の方も参加できます。
2019年9月27日(金)午前の部9時半~、午後の部1時~
場所:東京都中央区八重洲
内容:午前…武夷岩茶テイスティング会、午後…武夷岩茶を美味しく淹れる会
(私も帰国中なので参加します。たくさんお茶を飲めるそうなので、とっても楽しみです♪)
東京茶会の詳細→http://www.otakatea.shop/product/296

*日本の認定講師紹介*
 藤村とも恵先生
深圳校を卒業。協会高級茶藝講師。中国国家資格高級茶藝師取得。
今は長野県松本市にお住まいです。
NHK文化センター松本教室にて中国茶講座(毎月開催)、公民館などで中国茶教室(不定期)を開催されています。
広東省深圳市に2度にわたり駐在されていて、日本の中国語通訳案内士の資格をお持ちで、
中国語も堪能な先生です。中国語教室もご相談に乗ってくださることでしょう。
お近くの方はぜひいらしてみてください。
藤村先生の個人ページ→ http://teacom.org/ls/fujimura/

*認定校の様子*
上海校
夏休み中も講座を受講される方が多かったそうです。
大高理事長のお茶会では満席で開催されました。
7月・8月と公認講師によるお茶会も開催されました。
他にも二十四節気茶生活という新しいお茶会や茶藝表演会も人気です。
上海校→ http://teacom.org/school/cn-sh/

広州校
7月後半から学校の夏休みになり、やや人の出入りが少ない7・8月だったそうです。
8月後半になり呂先生による評茶会「鳳凰単叢」では評茶器を使った評茶法でお茶会を開催。
潘先生の薬膳茶会では「便秘の茶療」を開催しました。4つの症状に合う4つの薬膳茶を紹介されました。
最近は上級者の生徒さんが増え、講師講座の受講生も増えてきたそうです。
広州校→ http://teacom.org/school/cn-gz/

*認定講師の皆様へ
協会ホームページにて認定講師の個人ページの掲載を募集いたします!
お茶会などを開催されている先生、これから開催を予定されている先生でまだ個人ページを
作られていない方は掲載してみませんか?
お問い合わせ→事務局までご連絡ください。

Cha     理事長大高の中国茶話     Tea

皆さん、新茶の武夷岩茶は飲まれましたか??
春のスタディツアーで訪れた時に摘まれていた茶葉がやっと茶葉になりました。
甘みが口の中を包み込むような感覚を愉しめる・水仙
焙煎のほどよい強さと口の中に広がる留香を堪能できる・大紅袍
力強い味わいと香りに覇気を帯びる感覚がする・肉桂
9月の東京茶会では武夷岩茶の新茶を愉しんで頂きます!


まだ残暑が続いていますが、体は少しずつ秋の気候に敏感になってくるでしょう。
飲むもの・食べるものを少しずつ秋の物へとシフトするといいかもしれません。
烏龍茶や白木耳などは身体や肺を潤す働きがあります。
楽しく美味しく摂れるといいですね。
秋の烏龍茶が待ち遠しいです!

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日本中国茶文化交流協会 メールマガジン
発行:一般社団法人 日本中国茶文化交流協会
HP:http://teacom.org/
E-mail:support@teacom.org
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当協会の中国茶認定教室にて、受講して頂けます。
当協会開催の授業は中国茶講座をご覧ください。

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