設立趣旨

茶で繋がった文化や歴史は世界各地に広がり、嗜好品として各地に定着していきました。 茶が支えてきた文化や歴史に魅せられた日本人に、茶藝師之父と呼ばれるお二方「陳文華教授と余悦教授」 から日本語による茶文化の継承及び普及の話を頂き、若輩者ながらその務めを担う事を決意しました。

国家資格「茶藝師・評茶員」の試験校として2007年6月に認可され、 中国広州にて教室を開講する事が私達の活動が始まりました。 その後、2012年に上海、2013年に深センと開校し、現在上海、広州、深センの3拠点にて、 中国茶文化講座を開講しております。茶藝師教育に携わり2016年9月30日迄に 生徒数880名、国家資格合格者初級茶藝師:364名、中級茶藝師195名、高級茶藝師:124名。 中国人講師:73名、公認講師:65名の優秀な人材育成に努めて参りました。

設立以来九年、茶藝師之父「陳文華教授と余悦教授」の中国茶文化教育を貫き歩みを重ねました。 中国茶講師の教育システムを形成し、講師を育て、茶会や講座を開くサポートしてきました。 これからは、講師の活躍の場を増やし、中国内外の協会と連携を取りながらプラットフォームの確立を行います。

2016年国家資格である茶藝師の取消が発表され、 恩師お二方の志を継ぐべく日本での社団法人設立を決意し、中国が誇る茶藝師教育の形を壊さずに、 社団法人の認定資格として確立し、自分の一生を捧げ茶藝師を守り抜く決意を固めました。

協会として、育った講師のサポートを本場中国より行い、 認定校や認定教室を増やしていくことで、一人でも多くの方に美味しいお茶を飲んで頂く機会を増やします。 中国本土でも様々な協会と提携をしながら、現地の情報や流行などを会員の皆様にシェアしていきます。

恩師が人生をかけてされてきた「茶産地支援」をより明確な形作りを行い、 産地にて製茶工程を自ら体験し、全行程を自ら行う茶産地試験を開催します。 飲むだけではわからない事を産地で、現場にて五感で感じて頂ける事を願っております。

その全ては「中国茶で潤す心」に集約されます。

一般社団法人 日本中国茶文化交流協会 理事長:大高勇気

協会目的

日本における茶文化交流の推進及び中国茶に関する文化の振興を図ることを目的とし,その目的に資するため,次の事業を行う。

協会定款

  • 中国茶産地支援,製茶研修及び茶文化交流推進事業
  • 中国茶文化の普及に従事する者の養成,並びに中国茶文化に関する研修, 講習会等の開催及び知識,技能等の認定事業
  • 中国内及び国内外の関連団体,国際協会等との連携及び共同に関する事業
  • 中国茶文化の普及に携わる個人及び団体の支援及び後援事業
  • 中国茶に関する中国内における情報,資料等の収集及び発信事業

理事長の願い

  • 中国の国家資格「茶藝師」を進化させ、継承し続けること、薬膳茶の資格化を通じて確固たる地位の確立
  • 茶産地支援をより産地に根付いた取り組みをし、製茶からテイスティングまでを体験する産地研修を実現
  • 講師の育成と日本と中国でのプラットフォーム作りをして中国の協会や農業大学と提携を進める
  • 日本の各地域に活躍する講師と協会の試験官を輩出。教室や認定校のブランディングサポート
  • 各地で中国茶イベントを開催し、地域密着型で中国茶の普及をコツコツと行い地域で有名講師の輩出
  • 中国茶をきっかけに一生の友達作りを通じて、皆の心が潤い健康で豊かな人生を送って頂きたい

協会ゴール

命で繋がれた中国茶文化を学び、中国茶を通じ、五千年後の後世にバトンを渡す

2014年ドリームプラン・プレゼンテーション、中国で歩んできた10年を形にした集大成。 中国茶が培ってきた4700年の歴史を10000年迄届ける為に、今私達に出来る事を考えてきました。 夢を与えてくれた中国茶、共に歩んできた茶農家、常に支えてくれるパートナー、笑顔で学んでくれる生徒達、 誰が欠けてもここにはたどり着けなかった。感謝の気持ちを丁寧に包みプレゼンという形で表現しました。
日本国内の方はyoutubeで御覧ください。
中国国内の方はyoukuで御覧ください。

現在、3年、5年、10年

受講者数 現在 3年後 5年後 10年後
中国茶講座 880名 1200名 1800名 4000名
薬膳茶講座 100名 400名 800名 2000名
茶産地講座 0名 130名 350名 1000名

交流から中国茶の素晴らしさを伝え続ける

農家の大切なお茶を、心のこもった淹れ方で、伝える素晴らしさ。
そこに溢れる感動の声、ニコッとした笑顔、愉しそうな笑い声、
お茶がメインでなく、お茶が繋げてくれる交流を大切に活動を続けていきます。

当協会の中国茶認定教室にて、受講して頂けます。
当協会開催の授業は中国茶講座をご覧ください。

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